ガーデンカタログ
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ウィリアム シェークスピア2000マグナカルタジュビリーセレブレーションエドガードガ*より素敵に魅せるためにこのガーデンを訪れたのは丁度初夏の頃。メインガーデンすぐ脇に咲くアイリスと木陰に佇む青いヤマアジサイ、こだわりのアンティークベンチが置かれたその背景に咲くサルビアや咲き乱れる紫色の濃いフレンチラベンダーやゲラニューム、そしてキャットミントの爽やかな青紫の花色と、伸び始めた紫葉のユーパトリュームが咲き始めたバラを傍らにいきいきと茂っていました。バラと一緒に宿根草や花木を組み合わせるとバラの咲かない季節でも何かしらの開花を楽しめ、さらにお庭を魅力的に演出します。花合わせで特にこだわっているのは花色のコンビネーション。バラに合う色を意識して、白や特にバラにはない青系統の花を多く育てています。白いレースのような花オルレアが花首のしなやかなテス オブ ザ ダーバーヴィルスを引き立てます。*バラ、その魅力このローズガーデンでコレクションされている主なバラは、その豊かな芳香と優美な花姿が魅力のオールドローズと、それらの香りや形を継承しつつも四季咲き性を備えたイングリッシュローズです。房総の広い土地を求めて、まずやりたかった事の一つにバラの群植があると話すオーナーの節江さん。バラをまとめて植える事で、その見栄えはもちろん、花色やその姿も単木で植えるより良くなるとの事。特に大好きなバラの品種だけを集めたシークレットガーデンと、季節の花木とハーブや宿根草が咲くメインガーデンで、それを実践しているそうです。テス オブ ザ ダーバーヴィルスイギリスから取り寄せた球根ベルビアーナと新芽の紫葉が美しいユーパトリューム’チョコレート’青や紫を基調とした植物構成にセンスを感じます。シルバーリーフが美しいラムズイヤーもガーデンのアクセントに。紫色の濃いフレンチラベンダーがシックな印象。15G08

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